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各通貨による違い

外国為替証拠金取引では、米ドルやユーロをはじめとする海外の通貨を取引して、その売買差益で利益を発生させる投資方法です。

世界の国々では、言語と同様に各国内で流通する独自の通貨が存在しており、その独自通貨は為替市場を通じて世界経済の中で常時動いています。FXについてあまり知識のない方は、まずは海外の通貨について勉強してみてはいかがでしょうか。

FXなら日本の金融機関(銀行や証券会社など)では取扱っていない海外の通貨でも売買することができます。各FX業者によって取扱う通貨ペアの数は違いがありますが、約10~30通貨ペア前後です。とくにヒロセ通商のように約100通貨ペア以上の為替売買を可能にしているFX業者もあります。

この通貨ペアとは、100通貨とは100ヶ国の通貨をすべて売買するのではなく、「米ドル・円、ユーロ・円、豪ドル・円、ユーロ・ポンド」といったように4ヶ国の通貨だけでも6通貨ペアの売買をすることができます。

外貨預金では取扱いのない年利8.0%に近い高金利水準にある通貨も購入できますので、金利差でスワップ利益を追求することも可能です。

通貨ペアの種類

FXの中で取引されている通貨は、国際基準ISO4217で定められた通貨コードがあります。この通貨コードの正式名称を短縮した “通称” などと呼ばれています。

一般的にFX会社などでは、この通貨コードで記述されている場合が殆どで「ドル円」なら「USD・JPY または 米ドル・円」という表記になります。

コード 国名 通貨名
USDJPY アメリカ ドル
GBPJPY イギリス ポンド
INRJPY インド ルピー
IDRJPY インドネシア ルピア
EGPJPY エジプト ポンド
AUDJPY オーストラリア ドル
CADJPY カナダ ドル
KRWJPY 韓国 ウォン
SGDJPY シンガポール ドル
CHFJPY スイス フラン
SEKJPY スウェーデン クローナ
CNYJPY 中国
TRYJPY トルコ リラ
JPYJPY 日本
NZDJPY ニュージーランド ドル
HKDJPY 香港 ドル
ZARJPY 南アフリカ ランド
EURJPY 欧州 ユーロ

ストレートとクロスの違い

外国為替取引とは、異なる2国の通貨の為替取引を指しています。その交換する2通貨の組合せの種類を「通貨ペア」と呼びます。

インターバンク市場では、米ドルでの取引が主になるため、米ドルが交換する取引対象となる相手となる「通貨ペア」を「ドルストレート」と表現しています。インターバンク市場ではドル円もストレート通貨であるとされています。

もう一方で、米ドルを交換対象としない「通貨ペア」は「クロス通貨」と呼びます。「クロス通貨」の中で対日本円のものを「円クロス通貨」といい、「クロス円」の愛称で国内FX投資家の間でとても人気のある「通貨ペア」となっています。

通貨ペアの意味

通貨ペアは異なる海外の通貨の相対的な価格です。たとえば、ドル円の為替レートはドルと円のどちらかが強いか、すなわち、買われる通貨と売られる通貨の力関係を表しています。

ドル円の為替レートが上昇するということは、ドルが買われ円が売られている相場状況になります。わかりやすいところでシーソーをイメージしてみてください。シーソーの片側がドル、もう一方が円です。左(ドル)が下がり、右(円)が上がっている状態です。

今後、ドルの価値が上昇すると予想するトレーダーが多いため、そう考える投資家はドルを買い、円を売ります。この状態をドル買い円売りといい、「円安・ドル高」が進んでいることを意味します。

アメリカの経済指標が市場予想よりいい結果が出る一方、日本の経済指標でよくない結果が発表された時などがこのような状態になります。

反対にドル円の為替レートが下落傾向であれば、ドルが売られ円が買われている状態で、上記のシーソーの例でいえば、まったく真逆の状態で、これがドル売り円買い「円高ドル安」が進んでいることを意味しています。